ネオライトについて

ネオライト電気工事 代表の十河 統哉と申します。

私は大阪の空港内の電気設備の工事を請け負っている会社で20歳から10年間働いていました。

空港という所は非常にセキュリティー、安全面に厳しく、電気工事もダブルチェック、トリプルチェックは当たり前。一つの工事が完了するまで検査、検査で何重にもチェックが入ってやっと完工します。当時はそれが当たり前でしたので、今独立し、個人宅や、店舗の電気工事をさせていただくようになって最初に思った事が「なんて簡単なんだ」と言うことです。

小さな工事ではコストをかける事ができず、事前の計画や図面作成などもほとんど無く、ダブルチェクも検査もほとんどありません。このような状態で工事が完了するので作業をする人の技術、思い、考え方で全然違う工事になります。

コストを、抑える為に材料を安い物を使い、作業にかける時間も減らし、さらには工事に必要な工程すら飛ばして短時間で工事を終わらせる。そして1日に何件もの現場を工事する。次の現場があるから、急いで雑な作業になり、多少ミスをしてもそれを直す時間も無い。ですが、それは一般のお客様にはわからないミスであればそのまま完了する。検査をする現場管理などの人員もいない。このようなことが日常的に行われている事に衝撃を受けました。

独立してから、一般家庭の電気工事をしている会社の下請けなどもしましたが、1日に5件〜10件ほどのスケジュールで仕事をしていましたが、このようなスケジュールでは絶対に良い工事はできません。

私が空港でやってきた工事は安全重視、品質重視、ミスをしないよう計画を立て計画通りに工事を進める、ミスを放置しない（空港の工事でミスを放置すると大変なことになります）
このような環境で仕事をしてきたので、私には適当にスピード重視で工事を終わらせると言うことはできませんでした。下請けの工事は今はほとんどしていません。

個人のお客様の工事で何倍もコストをかけてより良い材料を使ってと言うのは難しいですが、作業に多少時間がかかっても丁寧にミスなく、見栄え良く工事する事は出来ますので私はより良い工事をしたいと常に思っております。
値段の安さだけでは無く、何年も安心して使用できる。職人として見栄え良く納める。そんな工事をしたいと思っております。

ネオライト電気工事 代表 十河 統哉